72歳の男性。脳血管障害による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅴ。回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。病室ではベッドから起き上がり、端坐位は可能である。車椅子からベッドへの移乗動作は自力でできるが、ベッドから車いすへの移乗動作は触れる程度の最小介助が必要である。
この患者の移乗動作のFIMの採点で正しいのはどれか。
- 7点
- 6点
- 5点
- 4点
- 3点
FIMの採点基準にはMMTやBRSTなどの検査と同じく採点基準が厳然として設けられています。
ただFIMの場合は、各動作に採点するための独自ルールがあります。
設問にあるベッド=車椅子の移乗動作の場合は以下の通り。
あとは問題の症例の移乗動作が何点に当てはまるかを検証するだけです。
答えは4であることは明白ですね。
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