2020.03.31 14:43午前第16問 60歳の女性。脊髄小脳変性症。四肢体幹の運動失調で座位保持が困難であったが、2週間の座位保持練習を行い、端座位は上肢で支持しなくても保持できるようになった。 今後行うバランス能力改善の運動療法として最も適切なのはどれか。
2020.03.31 14:29午前第15問 75歳の女性。Parkinson病。Hoehn&Yahrの重症度分類ステージⅣ。歩行時に小刻み歩行、突進現象、すくみ足が出現する。 歩行練習として適切なのはどれか。 1. 速く歩く。 2. 広いところで歩く。 3. 床に引いた一本線上を歩く。 4. 目標地点の手前を注視して歩く。 5. お盆に載せたコップを運びながら歩く。 解答: 4
2020.03.29 10:46午前第14問 65歳の男性。変形性頸椎症。2年前から肩こりがあり、2か月前から頸部伸展時に右手の母指にしびれが出現し、右上肢のだるさと脱力感を自覚するようになった。下肢の症状やバランス不良はみられない。 右上肢において筋力低下が最も生じやすいのはどれか。 1. 三角筋 2. 上腕三頭筋 3. 上腕二頭筋 4. 尺側手根屈筋 5. 長橈側手根伸筋 解答: 5
2020.03.29 10:37午前第13問60歳の女性。転倒して右肩関節痛を訴えた。エックス線写真を別に示す。 まず患部に行うべき治療はどれか。 1. ギプス固定 2. 極超短波治療 3. 三角巾固定 4. 髄内釘固定 5. 超音波治療
2020.03.27 15:04午前第12問 66歳の女性。左中大脳動脈領域のアテローム血栓性脳梗塞でBroca失語と重度の右片麻痺を認める。 理学療法実施の際、コミュニケーションに対する配慮で正しいのはどれか。 1. 使用頻度の低い単語を用いる。 2. 出にくい言葉は先回りして言う。 3. できるだけ長い文章で話しかける。 4. 意思伝達には易しい漢字を用いる。 5. ジェスチャーは可能な限り用いない。 解答: 4解説
2020.03.25 15:33午前第10問 27歳の男性。脊髄完全損傷(第5胸髄節まで機能残存)。日常生活は車椅子使用にて自立している。設計事務所に勤務しており、長時間のデスクワークを行うことが多い。多忙のため除圧を行う機会が少なくなっている。 この状況が続いた場合、褥瘡が生じる可能性が最も高い部位はどれか。 1. 肩甲部 2. 膝窩部 3. 仙骨部 4. 肘頭部 5. 腸骨部 解答: 3 解説 褥瘡の好発部位
2020.03.25 15:21午前第9問 74歳の男性。肺尖部がんによる腕神経叢への直接湿潤により環指・小指~前腕中央・内側にかけて痛覚過敏を訴えている。 腕神経叢への湿潤部位はどれか。 1. C7神経根 2. C8神経根 3. 下神経幹 4. 外側神経束 5. 後神経束 解答: 3 解説腕神経叢湿潤症候群 肺尖部腫瘍が腕神経叢に湿潤することによって生じることが多い。リンパ腫、肺がん、乳がんに多い。 • 痛みは高頻度に認められ、神経学的異常に先行する。 • 疼痛部は肘、前腕中央、第4指、5指であることが多い。