人生を無駄にすりつぶすのは、今年で終わりにしよう。
塾長の井上です。
令和8年3月23日、第61回PTOT国家試験の合格発表がありました。
合格率は理学療法士は89.7%、作業療法士は91.2%。
合格された方、まことにおめでとうございます。
これからがスキルアップ、自己研鑽の日々が始まり、決して緩やかなものではありませんが、それは技術系のどの仕事も同じです。
患者さんを笑顔にするために、ひたすら自らを高みに押し上げる努力をしてください。
これからのご活躍を切に祈念しております。
さて、話を今年の試験に戻します。
理学療法士はここ10年の中でも2番目に高い合格率となりました。
そして作業療法士に至っては──
──空前の高数値です。
新卒の数値を見ると、PTOTどちらも95%前後。
20人中19人が合格していることになります。
しかもこれは特定の養成校の話ではなく、全国の平均であることを忘れてはいけません。
かえりみるに既卒生はどうかというと・・・
理学療法士は3人に1人、作業療法士は2人に1人しか合格していないのです。
なぜこれほどまでの差が出てしまうのか──
もうこれについての説明は要りませんよね?
既に散々と話をしてきたことなので、今さらクドクド話す必要性を我々も感じません。
今回の試験で不合格になった方の中に、
「とりあえずは仕事で日銭を稼いで、秋口あたりからまた頑張ろう」
とか、
「今回の点数は少し足りなかったから、次の試験までに不足分の勉強をしよう」
などとうそぶいている方に言いたい。
なんでそんなに認識が浅いんですか、と。
これだけ合格率が高い試験に落ちたのにまた同じ過ちを犯すのか、ということも含まれますが、今回私が言いたいのは、一度きりの人生全体から考えて、かなり大きな損害を被っている、ということです。
例えば生涯賃金。
あなたがPTOTになれなかったことで、合格さえしてれば得られた数百万円のお金をフイにしたことになります。
これは今年合格した人と、決して埋められない差ができたことになります。
それだけではありません。
あなたが仮に来年合格したとして、就職先で初任給をもらっている頃には、昨年に合格した人は昇給後の給料をもらっているわけです。
埋められないのは収入だけではありません。
あなたがセラピストになるための勉強をしている間、今年セラピストになった人は、セラピストとして患者さんを治すためのより高度な知識、技術、人間性を高めるための努力をしているのです。
もうお分かりだと思いますが、あなたが思っている以上に、自分が社会人、専門職として大きく後れを取ってしまったと自覚する必要があります。
別に誰かと勝負して負けるな、とナンセンスなことを言うつもりはありませんが、自分の人生をあなた以外の誰も大事にしてくれません。
来年の結果が出るまでの1年足らずの期間、本気で取り組んでみませんか?
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