糖尿病

国試まであとわずか。

国試本番であと+1点できるかもしれないチップスをお届けします!第11弾は糖尿病です。内部障害では、循環器疾患、呼吸器疾患に次いで出題頻度が多いです。


まずはじめにインスリンは生体で唯一の血糖を下げるホルモンです。ここは絶対に忘れないで下さい。

いいですか、他に血糖を下げるホルモンはありません。インスリンのみが生体で唯一の血糖を下げるホルモンです。大事なことなので2回言いました。

そのインスリンの分泌障害もしくはインスリン抵抗性亢進により作用不足となり慢性的な高血糖になるのが糖尿病です。200mg/dL以上の高血糖により、腎臓での再吸収の限界を超えてしまうことで、本来近位尿細管で100%再吸収されるはずのグルコースが尿として排出されるため糖尿となります。


高血糖の症状としては、口喝、多飲、多尿、疲労感などがあります。これと低血糖の症状を混同しないようにしてください。

1型糖尿病は小児~青年期に発症し高度なインスリン分泌障害を呈します。インスリン抵抗性はないため、経口血糖降下薬は無効です。一方、2型糖尿病は中高年で発症し、インスリン抵抗性のために高血糖となります。症状が進行しインスリン分泌障害を呈するまでは、インスリン注射は不要です。


糖尿病の運動療法の目的は、短期的には食後の運動によって食後高血糖を抑制すること、長期的には運動の継続によってインスリン感受性を上げることです。最大酸素摂取量の60%程度の有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせて行います。最大酸素摂取量の60%程度の運動はATレベルの運動に相当し、修正ボルグスケールでは4~5となります。

国試塾ネクストステージ

我々は理学療法士、作業療法士を目指す方の国家試験合格を、強力にサポートします。

0コメント

  • 1000 / 1000