関節リウマチ

国試本番まであとわずか。

国家試験であと+1点できるかもしれないチップスを投稿します。第2弾は関節リウマチです。こちらも定番中の定番ですね。


まず、関節リウマチは多発性の関節炎を主症状とし、その病変は滑膜炎に始まり、滑膜に発生した炎症が肉芽組織を形成して軟骨、骨の破壊に至る。初発はPIP関節、手関節、足趾、膝関節に多く、左右対称性に生じることが多い。手指のDIP関節に初発することは稀である。


診断には、アメリカリウマチ学会/ヨーロッパリウマチ学会による分類基準があり、その診断基準には罹患関節数、リウマトイド因子の有無やCRPなどが含まれる。


スタインブロッカーのステージ分類は重症度を骨破壊の程度によりステージⅠ(骨・軟骨の破壊のない状態)~ステージⅣ(関節が強直、固定された状態)の4段階に分類している。クラス分類では、進行度をクラスⅠ(セルフケア、職業、趣味が不自由なくできる状態)~クラスⅣ(セルフケア、職業、趣味がすべて不能の状態)の4段階に分類している。


生活指導として、炎症の強い時期には安静とし過労を避けること、栄養を考慮すること、保温することなどが挙げられる。その他にも座面の低い椅子は避ける、起き上がりは頸椎への負担を減らすため側臥位から起き上がる。ものを持つ際には手指だけで持たず前腕部や手掌を使うなど。


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