2018.12.30 22:56解剖生理は闇雲にやるのはダメ!──あなたは、解剖生理が大好きですか?私はキライを通り越して拒絶反応でしたね。だって徹頭徹尾、丸暗記じゃあないですか。覚えても覚えても終わりが見えない。しかも学習範囲が広大すぎて、対策も立てにくい。まあこれで好きになれなんて、どだい無理な話ですよね。でもだからといって根性論でやるのは、あまり賢明なやり方とはいえません。ではどうするか──。もっと細分化すればいいんです。ざっと分けるだけで以下のようになります。【解剖学】総論体表内臓骨格・筋脈管系(循環・リンパ)脳・神経【生理学】総論神経・感覚・筋 呼吸・循環 消化・排泄内分泌・代謝・免疫大体このくらいの分け方で、各項目が良い感じのボリュームになるんじゃないでしょうか。しかも自分の苦手分...
2018.12.30 00:15その言い訳、誰に言ってるの?「今日こそ勉強やろうと思ってたんだけど、他にやることがあって……」「試験まであと3ヶ月あるからヘーキヘーキ!」「模試でまた同じところ間違えたけど、ここはポジティブに考えよう」──こんな言葉で行動や結果を出せなかった自分を、普段から許していませんか?そんなあなたには、塾長から愛のこもった言葉を授けましょう──。残念ながら今回の試験での資格取得は不可能です。落ちた時のために、今からできなかった理由を考えて自分をなぐさめる準備をしておきましょう。国がある限りまた次の試験があるからヘーキヘーキ!「来週から、来月から心を入れかえて……」とか眠たいことを言っている人も終わりです。どうせそんな人は、来週だか来月までの数日間は何もにしなくても自分を責めなくても済む期間...
2018.12.27 14:40失敗は最高のごほうび!! でも。。。過去問にせよ模試にせよ、解いてから気になるのは不正解の数。答え合わせでバツをつけるたびにため息をつきたくなりますよね。わかります。──でも逆に考えてみてください。仮に全問正解だったらどうでしょう。たしかにそれはそれで喜ばしいことですが、不正解がゼロになってしまったら、『対策』の打ちようがありません。ですからあなたにとって不正解とは、最高の『ごちそう』なんです。ただ、ひとつだけやってはいけないことがあります。──それは不正解から逃げること。それはただの『怠慢』であり、かたく戒めなければなりません。よく心得ておいてください。
2018.12.23 01:59ラッキーヒットは後に自分の首を絞める。基本的なことをお訊きしますが、過去問を自己採点する際、どうされますか?当然、正解か不正解のどちらかですよね。みなさんは正解の数で一喜一憂するわけですが、正解にも2種類あることに、あなたは気づかれていますか?それは、理解の上での正解と、当てずっぽうで得た正解です。確率的には1択問題で20%、2択問題で10%ですので、十分に起こりうるわけです。もしあなたがラッキーヒットもひと絡げに正解としているならば、すぐにあらためるべきだと言っておきましょう。スルーを防ぐ方法は簡単。内容を理解できていない問題があれば、?でも☆でもなんでもいいので、わかりやすいところに印をつけるだけ。そのひと手間だけで、後にそれがラッキーヒットだったどうかがわかります。国試対策はとにかく...
2018.12.23 01:53消去法でイージーミス撲滅!答え合わせの時に、なぜこんなトンチンカンな回答をしてしまったんだろうと、首をかしげたことはありませんか? もちろん先走りの結果であることは間違いなく、全ての文章を読むことが重要ですが、もう少しベターな方法でこういうポカを防ぐことができます。それは、消去法で問題を解く癖をつけること。具体的には、「正しいものはどれか」という設問の場合、最初に誤ったものから消去しておきます。このひと手間で、問題の読みそこないを防ぐことができるだけでなく、選択肢を絞ることになるため、正答が出しやすくなります。本番ではイージーミスが原因で命とりになる事態だけは避けたいもの。問題を解くだけでなく、こういうポカをなくす工夫を考えることも国家試験『対策』ですよ。
2018.12.22 08:31不適切問題にも目を通そう過去問をやっていると毎年出てくる不適切問題。農作物でいえば、いわゆる「傷モノ」になってしまい、そのままだと売り物にならないわけです。確かに作物の場合はキズや形の悪さはどうにもなりませんが、不適切問題ならちょっとの修正で、立派な問題に早変わりです。そういった不適切問題は『解なし』ですので、まともに解こうとする必要はありませんが、内容までスルーするのはどうでしょうか?読んでみると、意外と盲点だったり、今までに出たことのない分野だったりするかもしれません。不適切問題をよむのに必要な時間は、たかだか3分程度。たったそれだけの時間で思わぬ拾い物ができるのなら、たいした事ではありません。単なる『傷モノ』と片づけずに、丁寧に目を通してみましょう。