義足の遊脚相のおいて下腿部の振り出し速度を制御する膝継ぎ手はどれか。
1.	固定膝
2.	可変摩擦膝
3.	荷重ブレーキ膝
4.	バウンジング機構付き
5.	イールディング機構付き
解答: 2
解説
固定膝
•	歩行中は常時膝伸展位で固定され、ワイヤーやボタンを引くことでロック解除され、膝屈曲し座位をとることができる。
•	高齢者などで立位バランスが悪く、屋内での歩行中心の低活動レベルでの使用を目的としている。
可変摩擦膝
•	屈曲時にシリンダの力とスプリングの力により、膝継ぎ手軸に摩擦力が働く。
•	伸展時には、シリンダの引っ張る力により、摩擦力はほぼ0になる。
荷重ブレーキ膝
•	荷重がかかった際に膝がロックされる。
バウンジング機構付き
•	立脚相で膝の一定角度まで屈曲を許す機構。
•	立脚初期の衝撃吸収と高い安定性に特徴がある。
イールディング機構付き
•	立脚相では非常に大きな抵抗をかけながら徐々に屈曲を許すもの。
•	階段、スロープの下りなどでは、膝を曲げながら荷重をかけるといった使い方ができる。
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