第60回作業療法士国家試験 午後問題7頸髄損傷の住宅改修に関する問題です。機能残存レベルによって、電動車椅子か普通型車椅子か、移乗方法は縦移乗か横移乗かなどしっかり押さえておきましょう。その上で、スロープの勾配や開口部の幅、通路の幅、曲がり角の幅など覚える必要があります。基本的なことなので忘れないようにしてください。2025.03.28 11:38
第60回作業療法士国家試験 午後10問長谷川式認知症スケールに関する問題です。採点方法については問われていません。カットオフ値が21/20点であることを覚えていれば問題なく回答できます。2025.03.26 13:33
第60回 作業療法士国家試験 午後5問 「優先順位が高いなはどれか」「最も適切なものはどれか」など問題は、5択の中に適切ではないが優先順位が低い、あるいは間違ってはいないが他にもっと適切な選択肢がある問題で、難易度が高くなりますね。しっかり問題文を読んで、落ち着いて解答する必要があります。2025.03.25 12:29
第60回 理学療法士国家試験 午後問題20 心電図に関する問題です。最近は単に心電図を示して不整脈の種類を答えさせるのではなく、患者の背景情報や心電図検査をするに至った経緯を示される問題が増えましたね。ヒントが増えて分かりやすくなったように思うのですが、学生からすると多くの情報から必要な情報を取捨選択する必要があることから難しく感じるかもしれませんね。2025.03.24 09:14
第60回 理学療法士国家試験 午後19 感覚レベルは乳頭部以下の触覚と痛覚が脱失とあることから、T3機能残存と決定できます。 運動レベルの決定にはkey musclの筋力が3以上、1つ上の筋力が5であるところで機能残存高位とし、その髄節を正常とみなします。したがって、この場合手関節背屈筋である長短橈側手根伸筋が3、肘屈筋である上腕二頭筋が5となることから運動レベルはC6となります。そして、中指の末節屈筋である深指屈筋0、小指外転筋0、下肢筋0であることから、損傷部以下に実用性のある筋力は残存していないことが分かります。 次に仙骨領域の機能から、完全麻痺か不全麻痺かを決定します。肛門の随意収縮と感覚が保たれていることから、不全麻痺と判断できます。 これらのことから、ASIAの分類では「C:損傷レベルより下位の運動機能が残存しており、麻痺域の半数以上のkey muscleの筋力は3未満」となります。 よって、解答は3ですね。2025.03.24 00:13
第60回理学療法士国家試験 午後16 解答は5です。 問題自体は難しいものではないですが、ABIとCPX以外は聞きなれないものばかりですね。この機会に一通り調べてみましょう。このように一つひとつの選択肢について能動的に調べて理解していくことが、知識の蓄積につながっていきます。そういう姿勢が国試対策では大事なことだと思いますよ。2025.03.11 13:32
第60回 作業療法士国家試験 午後9 心電図を見る上でのポイントがいくつかあります。 まず、洞調律かどうか。これはP波の次にQRS波が続いているか、QRS波にP波が先行しているかで判断します。 次に、心拍数はどうか。頻脈や徐脈でないか。心拍数は60(秒)/RR間隔(秒)で求めることができます。 そして、PQ間隔、QRS幅は正常かどうか。PQ間隔は正常では0.12~0.20秒以内です。QRS幅は正常では0.1秒未満です。 最後に、虚血性変化はないか。STの上昇や下降、T波の異常、異常Q波がないかをみます。 では、これらを踏まえて図の心電図をみてみましょう。P波はみられず洞調律ではないことが分かります。心拍数は200/分前後で頻脈です。そして、QRS幅は0.1秒以上と幅広くなっています。QRS波に重なってしまいT波はみられません。 これらのことから、解答は2、心室頻脈となります。2025.03.11 13:10
第60回作業療法士国家試験 午後2 というわけで、解答は3ですね。 槌指(マレット変形)には2つのタイプがあります。1つは伸筋腱が切れたために生じる腱性マレット指、もう1つはDIP関節の関節内に骨折が生じ、伸筋腱の付着部が関節内骨折を起こしてずれた状態になったために生じる骨性マレット指です。 この問題では、単純エックス線写真で骨折は認められませんので腱性マレット指であることがわかります。2025.03.08 10:07
第60回理学療法士国家試験 午後6というわけで、解答は5です。原始反射については、その誘発刺激と反応、出現・消失時期、中枢について理解しておきましょう。それぞれの反射の意義を理解しておくと、より分かりやすくなりますよ。このような発達に関わる問題は暗記しなければならない項目が多いです。苦手意識を持ちやすい分野です。しかし、早めに手をつけることで苦手分野をなくし、確実に点数アップできる分野でもありますよ。2025.03.08 09:00