第60回作業療法士国家試験 午後20問

問題文から、境界性パーソナリティー障害が疑われます。

境界性パーソナリティー障害では、情緒が不安定で衝動的な行動をとってしまうのが特徴です。

特徴的な症状:

・他者から見捨てられることを過剰に恐れる。

・常に不安を感じる。

・気分の変化が激しい。

・感情を抑えることができない。

・人を怒らせたり、傷つけてしまう。

・自分を傷つけるような行為を繰り返す。

など。

境界性パーソナリティー障害の主な治療は精神療法です。

認知行動療法では、感情の調節不全および社会的技能の欠如に焦点を当てます。具体的には、弁証法的行動療法やSTEPPSなどです。

他の介入では、メンタライゼーションに基づく治療や転移焦点化精神療法、スキーマ療法などがあります。

というわけで、解答は4です。

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