2025.03.30 22:35第60回PT午前問題6 解説6歳の男児。1年前から歩行時の転倒が頻回にみられるようになったため病院を受診し、遺伝子検査でDuchenne型筋ジストロフィーと診断された。四肢体幹筋は萎縮しており、MMTで両側下肢の近位筋が2、遠位筋が3である。屋内は四つ這いで移動し、小学校の普通学級に車椅子で通学している。機能障害度(厚生省筋萎縮症研究班)のステージで正しいのはどれか。ステージ4ステージ5ステージ6ステージ7ステージ8
2025.03.28 11:38第60回作業療法士国家試験 午後問題7頸髄損傷の住宅改修に関する問題です。機能残存レベルによって、電動車椅子か普通型車椅子か、移乗方法は縦移乗か横移乗かなどしっかり押さえておきましょう。その上で、スロープの勾配や開口部の幅、通路の幅、曲がり角の幅など覚える必要があります。基本的なことなので忘れないようにしてください。
2025.03.26 13:33第60回作業療法士国家試験 午後10問長谷川式認知症スケールに関する問題です。採点方法については問われていません。カットオフ値が21/20点であることを覚えていれば問題なく回答できます。
2025.03.25 12:29第60回 作業療法士国家試験 午後5問 「優先順位が高いなはどれか」「最も適切なものはどれか」など問題は、5択の中に適切ではないが優先順位が低い、あるいは間違ってはいないが他にもっと適切な選択肢がある問題で、難易度が高くなりますね。しっかり問題文を読んで、落ち着いて解答する必要があります。
2025.03.24 09:14第60回 理学療法士国家試験 午後問題20 心電図に関する問題です。最近は単に心電図を示して不整脈の種類を答えさせるのではなく、患者の背景情報や心電図検査をするに至った経緯を示される問題が増えましたね。ヒントが増えて分かりやすくなったように思うのですが、学生からすると多くの情報から必要な情報を取捨選択する必要があることから難しく感じるかもしれませんね。
2025.03.24 00:13第60回 理学療法士国家試験 午後19 感覚レベルは乳頭部以下の触覚と痛覚が脱失とあることから、T3機能残存と決定できます。 運動レベルの決定にはkey musclの筋力が3以上、1つ上の筋力が5であるところで機能残存高位とし、その髄節を正常とみなします。したがって、この場合手関節背屈筋である長短橈側手根伸筋が3、肘屈筋である上腕二頭筋が5となることから運動レベルはC6となります。そして、中指の末節屈筋である深指屈筋0、小指外転筋0、下肢筋0であることから、損傷部以下に実用性のある筋力は残存していないことが分かります。 次に仙骨領域の機能から、完全麻痺か不全麻痺かを決定します。肛門の随意収縮と感覚が保たれていることから、不全麻痺と判断できます。 これらのことから、ASIAの分類では「C:損...
2025.03.21 22:45第60回作業療法士午前問題 14 解説34歳の女性。中学校教諭。既婚で4歳と6歳の子供がいる。半年前に学年主任になった頃から不眠が続き、欠勤が多くなった。3カ月前から食欲不振、焦燥感および不安感が出現し、「死にたい」と訴えたため精神科を受診した。診察の結果、休職して入院治療を受けることになった。入院後、食欲は改善し、焦燥感と不安の訴えは少なくなったが、意欲低下の状態が続き、対人交流が苦痛であると訴えた。入院3週目に意欲の向上を目的に作業療法が開始された。作業療法開始時に予想される症状はどれか。感情鈍磨強迫観念思考制止滅裂思考両価性
2025.03.20 22:15第60回作業療法士午前問題 8 解説72歳の男性。脳血管障害による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅴ。回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。病室ではベッドから起き上がり、端坐位は可能である。車椅子からベッドへの移乗動作は自力でできるが、ベッドから車いすへの移乗動作は触れる程度の最小介助が必要である。この患者の病棟でのベッドから車椅子への移乗動作自立に向けた指導で適切なのはどれか。浅く腰掛けさせる。麻痺側下肢を軸に回転する。車椅子はベッドに平行に設置する足部を膝より前方に出して立ち上がる。ベッドの高さをより低くしておく。
2025.03.19 22:45第60回作業療法士午前問題 7 解説72歳の男性。脳血管障害による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅴ。回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。病室ではベッドから起き上がり、端坐位は可能である。車椅子からベッドへの移乗動作は自力でできるが、ベッドから車いすへの移乗動作は触れる程度の最小介助が必要である。この患者の移乗動作のFIMの採点で正しいのはどれか。7点6点5点4点3点
2025.03.18 22:30第60回作業療法士午前問題 16 解説30歳の男性。会社員。中学生の頃より人前で話すときに緊張が強くなり、人と会うのを避けるようになった。大学卒業後に就職し、顧客との交渉が多い部署に配属となった。プレゼンテーションの際には動悸、発汗および腹痛が出現し、うまく行えなかった。仕事の業績も落ち込んだため精神科を受診した。最も考えられるのはどれか。持続性抑うつ症(気分変調症)社交不安症(社交不安障害)身体症状症全般不安症(全般性不安障害)パニック症(パニック障害)
2025.03.17 22:25第60回作業療法士午前問題 10 解説49歳の男性。右利き。右中大脳動脈の脳梗塞。回復期リハビリテーション病棟で作業療法が開始された。左上下肢に中等度の運動麻痺がある。BITは通常49/146、行動47/81。車いすでは常に図のような姿勢がみられた。この患者への作業療法で最も適切なのはどれか。