筋委縮性側索硬化症で下位運動ニューロン障害の徴候はどれか。
1. 痙縮
2. 仮性球麻痺
3. 線維束性収縮
4. 腹壁反射消失
5. アキレス腱反射亢進
解答: 3
解説
筋委縮性側索硬化症とは
• 運動ニューロンの障害により、上下肢の麻痺、球麻痺、呼吸筋麻痺を呈する。
• 40歳代以降の発症が多く、男女比は1:1.2-1.3で男性に多い。
• 上位運動ニューロン徴候として、深部腱反射亢進、病的反射陽性がある。
• 下位運動ニューロン徴候として、線維束攣縮、筋委縮がある。
• 多くは一側上肢の筋力低下と筋委縮で始まり、対側にも拡大する。
• 原則として、感覚障害、眼球運動障害、直腸膀胱障害、小脳徴候、錐体外路徴候、痴呆を欠く。
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